エドガー・ケイシー講座「人生に神様を招き入れる習慣」〜神様に守っていただく・相談する、神様をたたえる、神様に捧げる、聖典に親しむ〜
【人生の悩みや諸問題こそ、心と霊性を高める錬成道場!第15回】
*神様を人生のパートナーにすると、最高の人生が始まる。
もし、人生でどんなことが起きても、いつでも相談できる方がいるとしたら。
しかも、その方は、あなたのことを深く知り、愛し、あなたが最も素晴らしい人生を生きられるように、常に心を配ってくださっているとしたら。
どんなに心強いことでしょう。
実は、20世紀最大の霊能者として名高いエドガー・ケイシー先生は、私たちがそのような存在と親しく交流しながら生きていくことを教えています。
そのお方こそ、神様です。
人生には、さまざまなことが起こります。
病気や家族の問題、仕事やお金のこと、人間関係の悩み。
自分なりに一生懸命考え、できることを尽くしても、どうしたらいいかわからないことがあります。
また、私たちには、叶えたい夢や願いもあります。
もっと自分の才能を生かしたい。
愛する人たちと幸せに暮らしたい。
自分の天命を知り、果たしていきたい。
もっと愛に満ちた、素晴らしい人間になりたい。
そんな人生のあらゆる場面で、神様に相談し、神様の愛と導きをいただきながら生きていくことができたら、どんなに素敵でしょう。
エドガー・ケイシー研究と実践に40年取り組んでこられた、日本エドガー・ケイシーセンター会長の光田秀先生は、霊的成長のために、どうしても知っておきたい二つのことがあると教えてくださっています。
一つは、私たちは永遠不滅の、極めて高貴な魂であるということ。
もう一つは、神様が私たち一人ひとりに、常に極めて高い配慮を注いでくださっているということ。
神様は、私たち一人ひとりを名前で呼んでくださっている。
私たちは、神様にとって、それほど大切な存在なのです。
このことを本当に信頼できたら、人生の見え方も、生き方も、大きく変わってくるのではないでしょうか。
*神様との関係を取り戻した人に起きた、驚くべき出来事
【デイヴィッド・アトキンソンさんの驚くべき例】
エドガー・ケイシー先生に関する記録の中に、デイヴィッド・アトキンソンさんという男性の体験談があります。
彼は50代のとき、進行性の神経難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されました。
首の筋肉が弱り、食事を飲み込むことも、歩くことも難しくなっていきました。
医師からも厳しい見通しを告げられ、家族とともに大きな苦しみの中にいました。
そんな彼が、娘さんを通してエドガー・ケイシー先生の教えに出会います。
そこで示されていたのは、聖書を読み、まず神様との関係を見つめ直すことでした。
彼は長い間、教会から遠ざかり、祈ることもなくなっていました。
ところが、勧められた聖書の言葉を繰り返し読むうちに、心が大きく動かされます。
そして、再び祈り始めたのです。
その祈りは、次のような趣旨のものでした。
「主よ、私を助け、導き、心身と霊性の健康を取り戻すために必要な人や場所、物事へと導いてください」
彼はそのような祈りを日々捧げながら、さまざまなケアや生活改善にも取り組みました。
その後、本人が驚くほど身体の状態が改善し、再び歩けるようになっていきました。
さらに、教会の祈りの会に参加し、病気に悩む人々を励まし、生活に困っている人々への奉仕活動も始めたのです。
彼は、自分が人々を助けることで、自分自身も心身と霊性の両面で強くなっていくと語っています。
この体験談を読むと、神様との関係を取り戻すことが、一人の人間の生き方にどれほど大きな意味を持つのか、あらためて考えさせられます。
実は、私たち西田と田宮も、自分や家族の健康について取り組む中で、神様に祈り、導きをいただくことのありがたさを繰り返し実感しています。
今回、田宮さんが、ご自身の体験を通して感じていることを文章にしてくれました。
ぜひ、ご紹介させてください。
🌸 田宮陽子からのメッセージ
「神さま、どうぞ私を使ってください」——その祈りから、私の人生に起きたこと
今回の「人生に神様を招き入れる習慣」は、いまの私にとって、まさにスマッシュヒットのテーマです。
数年前、私は「乳ぽん(乳がん)」になりました。
それ以来、体のケアや治療に取り組みながら、もう一つ大切にしてきたことがあります。
それは、「自分の心を、どこに向けて生きているか」ということです。
今年、体調がゆらいだ時期に、アニータ・ムアジャーニさんの『喜びから人生を生きる』という本に出逢いました。
そこに書かれていた「私たちは神と一体である」というメッセージが、私の心に深く響いたのです。
「ああ、もっと神さまを信頼していいんだ。神さまとともに生きていけばいいんだ」
そう思うと、胸の奥から希望が湧いてきました。
そして、もう一つ、大きな転機となったのが、エドガー・ケイシーの『神の探求』でした。
その最初のレッスンに、「Lose Self in Him(主のうちに自分を捨てる)」という言葉があります。
実は私、この言葉が何年もの間、どうしても理解できませんでした。
「自分を捨てるって、どういうこと? 自分を大切にすることと矛盾しないの?」
ところが、今年の夏ごろから、その意味が少しずつ腑に落ちてきたのです。
「自分ひとりの力で、何とかしようとしなくてもいい。神さまにゆだねて生きていけばいい」
そして、私の祈りが変わっていきました。
それまでは「神さま、どうか私の体調がよくなりますように」という思いが強かったのですが、あるときから、こんなふうに祈るようになったのです。
「神さま、どうぞ私を使ってください。
私が経験してきた病気や不調さえも、誰かのお役に立つことに使ってください。
ケイシー療法のすばらしさや、神さまを人生に迎え入れることで起こる気づきや奇跡を、必要としている方に伝えるために、どうぞ私をお使いください」
すると、不思議なことが起こりはじめました。
今年の夏ごろから、私に必要なケアや治療法との出逢いがあり、少しずつ体調がよくなっていったのです。
もちろん、体調の変化には、さまざまなケアや治療、生活習慣などが関わっていると思います。
そして、私の心の中でも、大きな変化が起きていました。
「どうしたら自分の問題を解決できるだろう」から、「この体験を、どうしたら誰かの幸せに役立てられるだろう」へ。
意識が変わったことで、これまで苦しかった出来事さえも、違う光の中で見えてくるようになりました。
そして、気づいたのです。
自分を神さまにお捧げすることは、自分を粗末にすることではない。
自分の命や才能を大切にして、自分らしく輝かせていくこと。
その自分を通して、誰かに愛や喜びを届けていくこと。
それこそが、神さまの愛と祝福を流す「水路」として生きることなのかもしれません。
人生に悩んでいるときも、夢や願いに向かって歩んでいるときも、神さまに相談し、感謝し、神さまのお役に立てるように生きていく。
今回の講座で、その素晴らしい生き方を、光田秀先生から皆さまとご一緒に学べることを、心から楽しみにしています。
(田宮陽子)
田宮さんが書いてくれたように、僕らの生活の中で、実際に体調や状況がよくなっていく体験は、一度や二度ではありません。
神様に祈り、神様との関係を深めていくことが、現実の人生にどれほど大きな力をもたらしてくれるか。
私たち自身も、日々、そのありがたさを実感しています。
*神様と親しく交流することは、毎日の暮らしの中で実践できる
【光田秀先生の例】
光田先生ご自身も、神様を人生のパートナーにして生きることを大切にされています。
たとえば、主イエスがありありと目の前にいらっしゃる姿を思い浮かべ、日常のさまざまなことをご相談する。
講演会やYouTubeなどでも、話す内容について、講演をしている最中にもご相談する。
また、美しい景色を見たとき、素晴らしい音楽を聴いたとき、嬉しいことがあったときには、神様に感謝し、神様をたたえ、栄光を神様に帰する。
そんな実践を続けていらっしゃいます。
【ケイシー先生の例】
実は、ケイシー先生ご自身も、主イエスと非常に親しい関係を築いておられました。
1943年からケイシー先生と一緒に働いていたジューン・エイヴィス・ブロ博士は、ケイシー先生がイエス様について、まるで親しい友人や家族の一員であるかのように語っていたと証言しています。
ケイシー先生は、毎週聖書の勉強会を開き、日々の仕事の前にも職員たちと聖書を読み、祈っていました。
そして、主イエスこそが、自分のリーディングを導いてくださる源であると信じておられたそうです。
ケイシー先生の人生にも、大きな試練がありました。
幼い息子との死別、奥様の重い病気、念願だった病院や大学を失う経験、教会で教える場を失った悲しみ。
そうした出来事を経験しながら、祈りと信仰、家族や友人たちとの絆を大切にし、幾度も立ち直ってこられたのです。
神様との親しい交わりは、ケイシー先生ご自身が人生を通して実践しておられた、大切な生き方だったのですね。
考えてみれば、私たちは親しい人や大好きな人に、日々のいろいろな出来事を話しますよね。
「今日、こんなことがあったんだよ」
「こんなことで困っているんだけど、どうしたらいいかな?」
「こんな素敵なものを見つけたよ!」
それと同じように、神様にも語りかけ、相談し、喜びを分かち合う。
神様との関係を、毎日の暮らしの中で育んでいくことができるのです。
エドガー・ケイシー先生の最大の業績とされる書物『神の探求』上巻には、「神との親しき交わり」という章があります。
そして、日々出会う人々の中にイエス・キリストを見出していくことや、自分自身が神様の愛と祝福の水路となって生きることも、大切な霊的実践として教えられています。
たとえば、苦手な人と出会ったとき、その人の中にも神聖な本質があることを思い出す。
怒りや反感でいっぱいになりそうなとき、心を神様に向け直してみる。
そして、出会う人々に神様の愛と祝福を届けられるように祈り、行動する。
そんな実践を続けるうちに、私たちの心や人間関係には、どんな変化が起きていくのでしょうか。
*私たちの中にある「キリスト意識」が目覚めると
ケイシー先生には、次のようなリーディングがあります。
「魂が神と一つであることについて、それぞれの魂の内に気づきがある。それは心に型として刻み込まれており、意志によって目覚めさせられるのを待っている。」
(5749-14)
これこそが、ケイシー先生のいう「キリスト意識」です。
私たち全員の中にあるキリスト意識は、宗教とは関係なく、すべての人の中にある本質とも言えるでしょう。
この意識が目覚めると、人生に喜ばしい恩恵が現れると、ケイシーのリーディングを詳細に分析した研究者たちは語ります。
「キリスト意識」の恩恵の例(一部)
- 完全な保護を与えます。
- 人生に、愛と美を活発に働かせます。
- 真理の霊を顕すことができるようにします。
- 必要な答えを与えます。
- 癒しと、癒す力を与えます。
- 人生に平安をもたらします。
- 何をするのが最善かを知るための導きを与えます。
- 人生を最もよく生きるにはどうすればよいか、他者に示す通路となれるようにします。
- 恐れを取り除きます。
- 重荷を取り去ります。
こうした教えを知ると、神様との親しい交わりが、私たちの人生と霊的成長にとって、いかに大切なものなのかが見えてきます。
そしてケイシー先生は、神様に心を向け、キリスト意識を育むための具体的な実践も勧めています。
その一つが、聖典に親しむことです。
*病気や困難に直面したとき、ケイシーが勧めた聖典の読み方
ケイシー先生が、病気や心身の問題に悩む人々に勧めた実践の一つが、聖書の特定の部分を読むことでした。
特に、旧約聖書「申命記」や、新約聖書『ヨハネの福音書』14章から17章を読むことが勧められています。
新約聖書『ヨハネの福音書』14章から17章には、十字架にかかる直前に主イエスが弟子たちに語られた教えが記されています。
「わたしはまことのぶどうの木」
「互いに愛し合いなさい」
これらの教えも、その中にあります。
こうした言葉を、「イエス様が今、目の前にいて、自分自身に語りかけてくださっていると、ありありとイメージしながら読む」。
ケイシー先生は、このように聖書の言葉を自分自身への語りかけとして受け取り、心を神様に向けることが、癒しにつながると教えています。
西田も、『ヨハネの福音書』14章から17章を繰り返し読むことをしています。
また、マタイの福音書にある「主の祈り」を、ケイシー先生の推奨する方法で祈り、瞑想するようにしています。
すると不思議なことに、心が平安で満たされ、体調が良くなることや、人生で起きてくる困難に立ち向かう気力が湧いてきたり、不思議な助けの手が差し伸べられたりすることを、何度も体験しています。
神様に心を向け、神様と親しく交流する。
それは、毎日の暮らしの中で、私たち自身が実践できることなのです。
*神様とともに生きるための、七つの大切な問い
今回の講座では、ケイシーのリーディングや『神の探求』、光田先生ご自身の豊かな実践経験を通して、次のようなことを学んでまいります。
- 人生がつらいとき、理想の人生を生きたいとき、神様にどのように助けを求めればよいのでしょうか?
- 神様が自分を知り、深い配慮を注いでくださっていると信頼できたら、人生はどう変わるのでしょうか?
- 光田先生が実践されている、主イエスに相談する方法とは?
- 苦手な人の中にも神を見出すことをケイシー先生は勧めています。そうすると、心や人間関係はどう変わるのでしょうか?
- 病気に苦しむ人にケイシーが勧めた、ヨハネ14〜17章の特別な読み方とは?
- 嬉しいとき、美しいものに出会ったとき、神様をたたえる習慣が人生に何をもたらすのでしょうか?
- 神様の祝福を受け取り、自分自身も「祝福の水路」となって生きるには?
神様とともに生きることについて、ケイシー先生は、数々のリーディングを残しています。一例を挙げると、
「まず神の国を求めなさい。そうすれば、あなたに必要なものはすべて加えて与えられます。私たちの大半は、実際に必要なものより、はるかに多くが必要だと思っています。」
(262-89)
「覚えておきなさい。肉体を損なうのは、物質的な状況に対する恐れです。あれやこれやに対する恐れが、一つの通路がより大きな供給をもたらすことを妨げるのです。」
(254-85)
「多くを期待し、多くを求めなさい。そうするときは、多くを進んで与えなさい。あなたが与えるとおりに、あるいは他者に量り与えるとおりに、あなたにも再び量り与えられるからです。これが霊的な法則です。心の法則です。そして、心は造り手です。」
(1532-1)
こうしたケイシー先生の教えを、実際の人生の中で活かしていくと、わたしたちは、自分を縛っていた「この世の鎖」からどんどん自由になり、「ほんとうの自分」をのびやかに生きていけるようになります。
神様とともに、最高の人生へ
これまでの「錬成道場」シリーズでは、怒り、不安、執着、人間関係、仕事、お金など、人生で直面するさまざまな課題を取り上げてきました。
今回から始まる「神様とつながり、豊かに交流する」全3回では、そのすべての学びの土台ともいえる、神様との親しい関係を深めてまいります。
人生で苦しいときには、神様に助けを求める。
大切な決断をするときには、神様に相談する。
嬉しいことがあったときには、神様と喜びを分かち合う。
そして、自分の才能も、仕事も、人を愛することも、神様への捧げものとして生かしていく。
もし、そんなふうに生きることができたら。
毎日の暮らしが、どれほど豊かで、喜びに満ちたものになることでしょう。
自分が悩んでいるときも、夢や願いに向かって進むときも、神様とともに歩んでいく。
その道のりの中で、私たちはさらに愛を深め、霊的に成長し、周囲の人々にも喜びや祝福を分かち合う存在になっていく。
神様を人生のパートナーにして、神様とともに、理想の自分を生きていく。
ケイシー霊学の精髄とも言える今回の内容。
その素晴らしさを、光田先生にご一緒に学んでまいりましょう。
ピンときたら、ぜひご参加ください。
ご一緒できますことを、心から楽しみにしています!
(文責:西田普)
エドガー・ケイシー講座シリーズ【人生の悩みや諸問題こそ、心と霊性を高める錬成道場!】第15回
人生に神様を招き入れる習慣
〜神様に守っていただく・相談する、神様をたたえる、神様に捧げる、聖典に親しむ〜
11月6日(金)20時〜22時
オンライン開催(見逃し配信2027年2月上旬まで)
スペシャルゲスト講師:光田秀先生
ナビゲーター:西田普・田宮陽子
